五十肩について

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何でもかんでも五十肩ではない

50歳前後で肩に痛みが出ると「五十肩」だと思っていませんか?

それ、早期改善の可能性を潰してしまっています。

五十肩、別名:肩関節周囲炎には様々な症状や病態があります。


正確には区別すべき疾患が、「上腕二頭筋長頭腱炎」「腱板断裂」「肩峰下滑液包炎」「肩峰下インピンジメント症候群」などなどたくさんあります。これら全て、ほとんどレントゲンでは判断が難しい疾患です。そして、五十肩も同様にレントゲンでは区別が難しい疾患です。



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五十肩のほとんどは、このような特徴があります。

  • Point 01

    炎症期(発症〜2ー9ヶ月)

    痛みが1番強く出ている時期で、肩が痛みによってほとんど動かすことが出来なくなります。また、じっとしていても痛くなったり、夜寝ている時にも痛くなったりします。

  • Point 02

    拘縮期(4〜12ヶ月)

    炎症期に続いて、拘縮期があります。肩が固まってしまい、動かすと肩が思うように動かせなかったり、動かすと痛みが出たりします。肩が動かせる範囲は少なくなりますが、炎症期より痛みは減っている状態が多いです。

  • Point 03

    回復期(12〜42ヶ月)

    拘縮期で固まってしまった肩の組織たちが、徐々にほぐれていく時期です。

    この時期が終われば、肩の痛みはなくなります。しかし、痛みがなくなっても100%元の動きに戻るかと問われれば、100%戻るとは言えません。

五十肩の間違った情報

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ポイント

炎症期

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痛みを上手にコントロールできるように試みます。例えば、夜の痛み(夜間痛)に対して、睡眠の姿勢をお伝えしたり痛みが強くなってしまう状態をお伝えしたりします。

この時期は、肩を動かす、マッサージするといった施術は行ってはいけません。

拘縮期

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炎症期の次に来る拘縮期ですが、この時期にマッサージを強く行ったり、肩を無理やり動かしたりしてしまうと、また炎症期に近い状態になってしまいます。慎重に状態を見極めなければなりません。

施術内容は、関節周囲の固まってしまった組織を伸ばす施術が主になります。

回復期

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この時期では、積極的に肩を動かしたり伸ばしたりする施術を行います。日に日に症状は改善していきますが、複雑な肩の動きでは改善までに難渋することもあります。

五十肩は1発で改善はしませんし、極論、整体に通わなくても痛み自体は改善します。


今まで、他院で「五十肩と言われたが、全然治らない」とご来院された方がいました。

その方は、今回説明した症状はありませんでしたので、他の疾患を疑い施術を行いました。本当に今、悩んでいる肩の痛みは五十肩ですか??

おそらく、多くの方がこの症状に当てはまらないのに、五十肩と言われてその施術をされてしまってはいませんか??


整体にできることは、痛みを抑える姿勢や体勢をお伝えしたり、対策を一緒に考えることです。他にも、肩の動きを元の状態に戻したいと思われる方は整体に通うことで改善する確率は高まります。


今回の内容当てはまっている方は、お力になれると思いますので是非ご連絡ください。

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医療系国家資格の、柔道整復師が施術を担当いたします。飯田市の整体の中では痛みやしびれの施術に強く、また症状が改善されたお客様からは引き続きお身体のメンテナンスや、身体機能向上の施術・トレーニングをご依頼いただきます。

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