最近の国際疼痛学会の見解では、長年続く肩こりや腰痛は体・心・環境の3つの要素が重なり合って、痛みが出現していると言われ始めました。

端的にいうと「病は気から」が提唱され始めたのです。よって、「肩の高さが違う」「骨盤が歪んでいる」などの身体的特徴のみの原因を探しているだけでは、長年の慢性痛は改善しにくいということです。

「いつ痛みますか？」とカウンセリングすると、「いつも何をしていても痛い」と慢性痛をお持ちの方は答えます。しかし、本当にそうでしょうか？

肩こりや腰痛でも、横になっているときは痛くない、お風呂に入っているときは痛くない等々、痛くない時間はありませんか？「ずっと痛い」という向き合い方だと、どんなに良い施術でも顕著な効果は期待できません。そういった、痛みに関する向き合い方から、当院ではアプローチしています。